栄養指導
栄養指導とは
栄養指導とは、医師や管理栄養士が、患者様のお身体や生活の状況に応じ、食事内容を指導するものです。必要な栄養素のことだけでなく、患者様の好き嫌いや普段の食生活を考慮して指導を行っています。苦手なものはほかの食品で補ったり、一日2食の範囲内で調整したりするなど、それぞれの患者様に合わせた指導が可能です。
栄養指導の対象となる疾患
- 糖尿病
- 高血圧症
- 脂質異常症(高脂血症)
- 高尿酸血症(痛風)
- 貧血
- 心臓病
- 腎臓病
- 肥満
など
とくに生活習慣病の治療には、栄養管理が必要不可欠です。しかしながら、日々の仕事や生活によっては、ご自身で管理するのが難しい場合もあります。当院では、管理栄養士が患者様の代わりに計画を立てることで、栄養管理へのご負担を軽減します。
また、上記に当てはまらない方や、まだ診断を受けていない方でも、栄養指導を受けていただけます。気になる方は、お気軽にご相談ください。
栄養指導の流れ
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問診(+検査)
健康診断の結果など、お身体の状況がわかるものがあればお持ちください。
生活習慣病の有無や既往歴、日々の食生活や運動習慣などについてお伺いします。
※必要に応じて、血液検査や尿検査を行う場合があります。 -
栄養指導開始
問診や検査の内容をもとに、管理栄養士が栄養指導の計画をご提案します。内容にご同意いただけましたら、その計画に沿った食生活を始めていただきます。
計画に関する疑問や不安など、お気軽にご相談ください。
(例)「○○はどれくらいなら食べてもよいのか」「△△が大変で、こう変えてほしい」など -
経過観察
定期的な栄養指導のほか、医師による診察や検査も行います。それにより、栄養指導の効果を測り、より効果が高まるように計画を調整していきます。